2010(H22)年度

2011.1.20 4年生

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「ふつうのくま」
 佐野洋子・作
 (講談社 1994)

くまは、はちみつをいくらなめても、ドーナツを
おなかいっぱいたべても、いつもどこかさみしいのでした。
それは、とだなのなかにしまってある、
おじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんがのって
そらをとんだという――その後は誰もとんでいない――
あかいじゅうたんのせいでした。
毎日毎日、とぶことについて考えるけれど、とぶ勇気がでないのでした。
しかしある日、とうとう「そのひ」がきます。
ピクニックにいってチーズをたべればしあわせになれる、
なかよしのねずみは、そんな危ないことはしてほしくないとおもうのですが…
                           (下)

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