「日本民話選」
木下順二/作
(岩波書店 1990)
より、”かにむかし-さるかに-”
木下順二/作
(岩波書店 1990)
より、”かにむかし-さるかに-”
昔々、かにが汐汲みをしようと思うて
浜辺へ出たところが、どこからどうしてきたものやら、
砂の上に、一粒の柿の種が落ちておった・・・
お馴染みの昔話ですが、この始まり方でわかるように、よく知られているものとは
違うバージョンです(さるが石臼にぺしゃんこにされる結末は同じですが)。
語りで聞いてもらいましたが、12~13分かかっても、みんなよく聞いてくれました。
木下順二の文体がいいのかもしれません。
(学校図書館に所蔵あり 388-き)
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