「にぎやかなえのぐばこ
―カンディンスキーのうたう色たち―」
バーブ・ローゼンストック/文
メアリー・グランプレ/絵
なかがわ ちひろ/訳
(ほるぷ出版 2016)
―カンディンスキーのうたう色たち―」
バーブ・ローゼンストック/文
メアリー・グランプレ/絵
なかがわ ちひろ/訳
(ほるぷ出版 2016)
ワーシャ少年は、えのぐをまぜたとき、
シューッ!という音をききます。
彼は色に音を、音に色を感じられるのでした。
おとなになったワーシャは、
音楽をきいたときにあふれでる色を絵にしたくて、
画家になりました。
そして、それまでだれも描いたことのない、新しい絵を生み出したのです。
抽象画の祖、ワシリー・カンディンスキーの物語。
(下)