2022(R4)年度

2025.1.30 2年生

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「わらしべ長者 〜日本民話選〜(岩波少年文庫)」 木下 順二/作 赤羽 末吉/絵 (岩波書店 2000) より、 〝かにむかし 〜さるかに〜 〟
劇作家の木下順二が再話した22篇の民話を収めた1冊から、冒頭の「かにむかし」を語ってみました。 「むかしむかし、かにが汐くみをしようと思うて浜べへ出たところが、砂の上に、どこからどうしてきたもんだか、ひとつぶの柿のたねが落ちておった。…」と始まる、今の子どもたちにはあまり馴染みのない文体ですが、最後まで楽しんで聞いてもらえ ます。 声に出してみると感じられることばのエネルギー。ぜひ語りで!
なお、この本の旧版は1962年刊。1990年に岩波少年文庫特装版も出ています。
「かにむかし」については、ほとんど同じ内容で絵本版もあります。
「かにむかし」(岩波こどもの本)  木下 順二/作 清水 昆/絵 1959刊
(学校図書館に特装版と絵本の所蔵あり 388、E-し)                (下)

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