「死神さんとアヒルさん」
ヴォルフ・エァルブルッフ 作・絵
(草土文化 2008)
ヴォルフ・エァルブルッフ 作・絵
(草土文化 2008)
しばらくまえからアヒルさんは、
だれかが自分のうしろにいるような気がしていました。
「だれ?どうして、わたしのあとをつけてくるの?」
「うれしい。やっと気がついてくれたのね。
わたし、死神なの。」
ある日アヒルさんは、死神さんの存在に気がつきます。
死神さんは、アヒルさんが生まれた時から ずっとそばにいたそうです。
二人はだんだんと仲良くなります。
二人は死について語ります。
そして、アヒルさんが最期を迎えるとき、死神さんはずっと寄り添っていました。
不思議な読後感。
気になって、また読みたい絵本です。
(学校図書館に所蔵あり E-エ)
(鈴)