「日本民話選」
木下順二/作
(岩波書店 1990)
より、”かにむかし-さるかに-”
昔々、かにが汐汲みをしようと思うて浜辺へ出たところが、どこからどうしてきたものやら、砂の上に、一粒の柿の種が落ちておった…
と始まる、おなじみの昔話の再話。
申年の始まりに、語りできいてもらいました。『さるかに』は、いろいろなバージョンで出版されていますが、語りにはこれが一番のように思います。
(学校図書館に所蔵あり 388-き)
文章にわずかな違いがありますが、絵本版もあります。
「かにむかし」
木下順二/文 清水崑/絵
(岩波書店 1959)
(学校図書館に所蔵あり E-し)
(下)